フィンランド・オーロラ紀行vol.13(4日目/北緯68度50分でオーロラを待つ)
こんばんわ。旦那です。オーロラ紀行続けます。
【1日目】成田→ヘルシンキ→ロヴァニエミ 【2日目】ロヴァニエミ(アアルト建築見学・スノーモービル・トナカイぞり) 【3日目】ロヴァニエミサンタ村→サーリセルカ 【4日目】サーリセルカ(犬ぞり・そり・オーロラハンティングツアー) 【5日目】サーリセルカ(スノーモービル・そり・オーロラハンティンググアー) 【6日目】サーリセルカ→イヴァロ→ヘルシンキ(市内散策) 【7日目】ヘルシンキ(市内散策)→成田へ 【8日目】成田着
(つづき)
雪まみれのそりから戻った私たちは、サーリセルカの町の散策に出るのですが、その前にホテル1Fにパソコンコーナーがあったので使ってみます。
↑レセプション近くにあるPCコーナー
↑日本語非対応。
ま、致し方ないですね。。。近くにノルディックジャパンのスタッフに日本語対応のフリーで利用できるPCがどこかのホテルにないか聞いてみました。
が、多分ないんじゃないでしょうかねぇ。との回答。
その後、自力で調べてみましたが、お隣の「ホリディクラブ」「トゥントゥリ」「キエッピ」では日本語対応のPCがありました。
人のでは入りが多い、ホリディクラブ、トゥントゥリなら、少し拝借しても大丈夫そうです。(良識の範囲内にて)
いよいよ町の散策に出ます。
↑写真は3日目の夜撮ったもの
デザインセンターに来てみました。フィンランド!!!という感じのお土産が沢山あります。
↑店内です。ウニッコだらけ。
1枚だけ撮らせてもらいました。値段的には確かにお安い感じですが、おそらくヘルシンキのほうがもう少し安価かなという判断で見るだけに。
サーリだけ滞在の方はオススメのショップだと思います。
↑リエコンリンナホテルから町の反対側にある「シウラ」
徒歩20分弱。まだ、完成して5年程度だそうです。
↑店内には「SIWA」というミニスーパーがありました。
店内は清潔でキレイなのですが、クーッケリに比べてホテルから遠く狭いので使い勝手はそんなによくはありません。
地下にはラップランドのお土産屋も入っていたりするので、長期滞在の方は1度は行ってもいいと思います。
↑この日の夕食は、レストラン「キエッピ」にて。
ホテル「キエッピ」の併設レストランです。
サーリセルカの中でも、敷居が低めで、アットホーム雰囲気です。ここのサーモンスープが絶品という話だったので、サーリセルカ初めてのまともなディナーとして選んだレストランです。
場所は北極圏の極寒の地。ドレスコードを気にする必要はありません。
↑最近、改装したのでしょうか、清潔感あふれる店内に、木をベースとした温かみのある雰囲気が広がっていました。
↑予約はしていませんでしたが、お好きなところへどうぞとのことで、窓際へ。ロウソクの炎を見るとなんだか落ち着きます。
↑ジャパニーズ?と聞かれたので、Oui!と答え日本語のメニューが出てきました(笑)
肉続きだったので、今日のメインは魚料理に。
↑もちろんお目当てのサーモンスープも注文。nikoとシェアします。シェアしても嫌な顔一つされません。
さて、この一品ですが、
私たちが滞在した間で食べたサーモンスープはどれも満足の味でしたが、その中でも一番美味しく感じました。
味が日本人向きなのでしょうか、しっかりとしたコクがありながらも、口にまとわりつく濃さは感じません。
サーリに行かれる方は、キエッピのサーモンスープオススメです。
↑nikoはホワイトフィッシュのグリル
↑私は北海イワナのソテー
魚料理といってもあっさりした感じではなく、食べ応えがあり、香草のかおりをしっかりと感じます。
↑6時ごろから2時間。ゆ~~ったりとした時間を過ごすことができました。
↑さて、今晩のメインイベントです。
「オーロラハンティングツアー」
3日間オーロラが見えず、今日も朝からホテル周辺は分厚い雲が覆っていました。(昼過ぎなんて暴風雪でしたしね)
ということで、申し込んでいたのがノルディックジャパン主催?のこのツアーです。
雲の切れ間を探して車を走らせるというもの。
どんなに天気が悪くても、4人以上の申込みで催行されるツアーです。ここまで全くオーロラが見れないので、お金の力を借りて(笑)見に行こうというものです。一人@60ユーロ。ちなみにオーロラが見えなくても返金はありません。
注意書きには、「アトラクションがあるわけでもなく、軽食が出るわけでもありません。オーロラが出ないと、ただの3時間の夜間ドライブになります。」といった注意書きもありました。サーリセルカには、これ以外にも、オーロラを見に行くツアーがあるようです。
本日は21時出発。
ホテルのレセプションに集合の後、いくつかのホテルで人を拾ってからバスはサーリセルカの町を離れます。
↑12人くらいのツアーになりました。
この日はサーリセルカから北に向かい、「イナリ湖」付近まで車を走らせるようです。小型バスの中は照明も消され、どんどん北上。
カーテンの合間から外を覗くと、月明かりがなんとなくぼやーっと分かるくらいの厚い雲が広がっています。
1時間経過。サーリのすぐ北に位置する町「イヴァロ」をさらに北へ。バスが止まる様子はありません。
出発から1時間半を経過。バスが止まる。
運転手さん曰く、トイレ休憩をしばらく取って出発しますとのこと。
「え?どういうこと?」「オーロラは??」
そんな空気が車中を覆います。
車外へ出る私たち。そこで私たちは悟りました。
「雲が厚すぎる・・・」=「オーロラは見えない」ということを。
↑イナリ湖畔のドライブインで、トイレを済まし飲み物を購入しました。気温は-13℃。
↑イナリ湖畔から北の空を見上げます。
運転手さん曰く、あの雲の向こうにオーロラが見えているはず。とのこと。
確かに、目を良く凝らしてみると、オーロラのようなものが見えているような気もしなくない・・・。(多分そんなわけないけど)
(上の写真は30秒露光で撮影)
往生際が悪い私たちは5分以上、この雲に覆われた空を眺めていました。(だって二人で€120払っているしね。)
↑イナリ湖の位置関係です。
かなり北にあります。ロシアやノルウェーの国境もそれほど遠くはありません。
この「イナリ湖」、北緯68度50分にあります。
どれくらい北にあるか分かりやすくする為に、
東京と同じ経度ならどこになるかというと・・・
↓この赤矢印の場所になります。
↑稚内や、サハリンよりもずーーっとずっと北。
もう北極海まですぐそこのところまでのところに立っている私たち。
ちなみに、実はヘルシンキも緯度60度ということで、実は相当北にある都市だったりします。
話を戻します・・・。
というわけで、4日目もオーロラは見えず。。。
いよいよオーロラチャンスは明日1日のみにとなりました。
オーロラハンティングツアーの帰りのバスは「お通夜状態」だったことは言うまでもありません。チーン。
↑ホテルに帰ってパイナップルのお酒で残念会。
昨日も遅かったので、すぐに睡魔が・・・。
最後のチャンスとなる明日の夜に備えてすぐにベッドに入ることにしました。
(つづく)
後日記 つづきは→こちら
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このままオーロラを見れずに終わるのでしょうか・・・。
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