北欧初心者夫婦による『北欧4カ国ツアー』旅行記vol.22(いざソグネフィヨルドへ)
こんにちは。旦那です
北欧旅行記も少しずつ終盤戦です。もうしばらくお付き合いください。。。
08年10月のツアー旅行記です。
今回の旅行記の部分を赤字にしています。
【1日目】成田発→(コペンハーゲン経由)→ヘルシンキ 【2日目】ヘルシンキ市内観光→ヌークシオ国立公園→トゥルク(シリヤラインでストックホルムへ) 【3日目】ストックホルム観光→空路オスロへ 【4日目】オスロ市内観光→ソグネフィヨルド地域へ 【5日目】フィヨルド観光→フロム山岳鉄道乗車→ベルゲンへ 【6日目】ベルゲン市内観光→再びコペンハーゲンへ 【7-8日目】コペンハーゲン市内観光→空路成田へ
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(つづき)
オスロから、バスで約4時間かけてソグネフィヨルド地域を目指しました。お嫁様はすぐに眠り落ちていましたが、カメラを手に私はずっと車窓を眺めていました。
↑しばらく走ると、沢山の湖沼が目の前に広がってきました。
↑針葉樹が多いものの、少数派の黄葉樹がしっかりと秋を演出してくれています。
そんな風景が1時間以上続いた後、バスは山岳地帯に入ります。
↑次第に曇りだしてきました。右側通行のノルウェー。北欧はどこも右側通行ですが、67年まではスウェーデンだけ左側通行だったそうです。国境で左右の道路を入れ替えて走らなきゃいけない不便さから、北欧全体で右側通行になったそうな。
北欧映画の『キッチンストーリー』では、話の中でその辺りが語られています。
↑すごい滝が、ごろごろあります。多分名前はないのでしょうね。
↑こんな風景が1時間ほど続きました。
↑山を越え、また緑が増えてきました。標高で生える木が変わります。
↑平地に戻ると、また天気が良くなってきました。
ここで休憩。
↑ちょっとしたドライブインです。
といっても、ファーストフード店が1軒あるだけで店内のトイレはもちろん有料。
嫁は、まずトイレに行きそうだったので、先にソフトクリームを購入。その後、トイレに行ってもらいました。(ファーストフード店の客の為のトイレであって、トイレだけの利用は有料というのが一般的)
↑にこやかにソフトクリームを頬張る。
さらにバスは走ること30分。
↑スターブ教会に到着
スターブ教会は12-14世紀に木造で建てられた教会。釘が使われていないヴァイキング時代の教会です。
↑アップで撮影
↓少し離れた高台から撮影。
・・・って、実は真上の写真は、東武ワールドスクエアのミニチュアです!
日光観光に行った時に撮影したものですが、色々な世界中の建造物のミニチュアがある中発見しました。
スターブ教会のミニチュアは地味すぎて誰も近寄って見ていませんでしたが、私達だけ「あ!スターブ教会だ!」とおおはしゃぎでした。
旅行記に戻って、さらに1時間ほど走るバス。
添乗員さんが、「最後のトイレ休憩です」と言っていたガソリンスタンド併設のレストランが閉まっていて、「すいません、トイレ休憩無しでホテルまで向かいます・・・。」とのこと。私達は大丈夫でしたが、つらい人いたんじゃないかなぁ。
↑ソグネフィヨルド、フロム駅前のホテル「フレットハイム」に到着。ホテルのまん前にフィヨルドが広がります。
夕食まで少しだけ時間があったので、ホテル周辺を散策・・・。のつもりが嫁はゆっくりしたいとのことで、私だけうろうろ。
駅前といっても、山(森)の中歩いている人なんて私くらいです。
↑翌日乗る予定のフロム鉄道。北欧観光では、トップクラスの人気を誇る鉄道です。
しばしうろうろした後、ホテルへ。
↑この日のディナーは『ポーク料理』でした。
レストランでは、ツアーの皆さんと一緒に食事を取るのですが、となりのテーブルに同じく日本のツアーのグループがいました。
関西人のおっちゃん、おばちゃんばかりで、これがまた「よーしゃべる」笑。
私たちは成田発のツアーだったので、関西人は我々2人だけでしたが、そんな私たちが見てもやっぱり目立つ(笑)会社の同僚で、絶対に大阪には転勤したくないなんてのがいるのですが、すこーしだけ気持ちが分かったような気がします。
↑ホテルの廊下。なかなかモダンなホテルでした。
↑木を基調にした部屋。
移動疲れもあったので、目覚ましを朝5時半にセットしてこの日は早く寝ました。そんなに早くセットしたのには訳がありました。
そうです。
ヘルシンキで見たような「ブルーモーメント」を見るため。
嫁は「起きれたら一緒に行くわ~」と言っていましたが、もちろん目覚ましが鳴っても起きる様子なんてありません(笑)
少し厚手の服を着てホテルを出ます。
↑ホテルを出るとすぐに「海」が広がります。
ぼや~っと夜が明けてきましたが、少し曇っているようです。
山の中にいるような錯覚を覚えますが、目の前に広がるのは海。つまり海抜0mなんです。
↑10分程度待ってみましたが、雲が厚いので諦めました。
↑フロムの駅のほうへ向かってみました。
↑今日の午後乗るフロム鉄道
ホテルに戻ると、
もちろん嫁は夢の中でした。朝8時から朝食です。
↑しっかりと睡眠をとったのでご機嫌のお嫁様。朝のシリアルがおいしい。
↑ホテルをチェックアウト。
まるで個人旅行のようですが、写っていないところに30人以上同じツアーの人がいます(笑)添乗員さんも人数が多くて大変そうでした。
これから、バスでフィヨルド観光の出発地点に移動します。船でこのフロムに帰ってくるといった感じです。
↑バスで30分ほどで出発地点に到着。山の上から3本の滝が。すごい風景です。そしてバンザイする嫁。
↑いよいよ私の最大の目的であるフィヨルド観光の船に乗るわけですが、全て自由席とのことで、優先席を取るために前のほうで待ちます。
残念ながら雲が立ち込め、時折時雨れてきました。
乗船開始。
ダッシュで最上階へ。
1階と2階が船内から窓を通して外が見えるようですが、私たちは最上階のデッキを目指しました。ちなみに、ツアーの他の方のほとんどは寒さもあって船内にいたようです。
↑いよいよ出発!
氷河が削った後だなんて信じられない大きさです。山の高さと同じくらいの水深があるそうです。中学生の頃習った「フィヨルド」にいる瞬間に感慨もひとしおです。
「着てよかったなぁ~」と隣を見ると、寒さで縮こまる嫁がいました。
「中に入っていい?」・・・ということで、約90分のクルーズは私一人がデッキに残ってのフィヨルド観光となりました。
凛とした空気の中進む観光船。
↑カヌーする人
↑滝と絶壁に暮らす集落。
↑場所によっては船でしか移動できないところもあるそうです。
↑フィヨルドの中を進む観光船
↑少しずつ開けてきました。カラフルな家々です。
↑私がいたデッキと同じレベルに操舵室がありました。
フィヨルドだけで200枚くらい写真を撮りました。ソグネフィヨルドの観光船の最上階で見る場合、右手と左手に分かれます。私は進行方向の右手でのイスに座っていましたが、行程の中でもっとも大きな滝は左手から見えましたので、その滝がメインの方は左に座るのがいいかもしれません。
でも、船からカラフルな民家が沢山見られたのは右手でしたので、天気は良くなかったものの満足のフィヨルド観光でした。船はまもなくフロムに到着です。
(つづく)
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写真加工と、今日のブログを書くだけで2時間半。先を急ぎます・・・。
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コメント
おおー美しい!!
やっぱり一度は行きたいですね、フィヨルド。オスロまで飛行機で北ノルウェーナービックという所まで電車、そこから更に電車で旦那の実家へと旅行を考えてはいるのですが、いつになることやら。
関西のおばちゃん団体様とパリ行きの飛行機が一緒になった時、機内で「パリに着いたらコンビニでおにぎりでも買って食べようや、はよ着かんかなー」と大胆発言をしており、母と私は硬直してしまいました。
ディナーの肉、いものみ!!に北欧精神を感じました(笑)ブロッコリーが1つでもあれば野菜はばっちしですよ。
投稿: ぺぱこか | 2010年2月 8日 (月) 01時16分
編集お疲れさまです。
写真からマイナスイオンが伝わってきましたよ。
関西人は、どこへ行っても関西人。しゃーないなー。
投稿: にことも | 2010年2月 9日 (火) 17時31分
ぺぱこかさん
コメントありがとうございます。
あー。
ノールランストーグ鉄道ですね!いつの日か乗りたいと思っています。世界最北の鉄道ですよね。
ナービックからボーデンまでは・・・車ですよね。キルナ経由でしょうか。色々と事情があって、そのあたりのことは勉強しました。近々その理由は書かせていただきます(笑)
関西のおばちゃん、すごいですね。文化の違いなんか、あっても気づかないくらいのパワーがあります。フランスのおにぎりには、エスカルゴあたりが具材として入っているのでしょうか(笑)
しかし、関西人を外から見れるようになるって不思議ですね。あの文化の中で暮らすと何も感じないのですが、やっぱりパワーありますね。
北欧精神のディナーもいいですが、やっぱりたまにはジャポニカ米を食べたいですよえ(笑)インディカ米はちょくちょくお目にかかったのですが。。。
ヘルシンキで食堂を開いた小林聡美さんもおにぎりはジャパニーズソウルフードとおっしゃってられましたしね。
投稿: shu(旦那)→ぺぱこかさん | 2010年2月 9日 (火) 23時39分
時給800円でも、2000円でっせ!<写真編集
帰省したときに、私も嫁もエスカレーターでは普通に左に立ってしまうようになりました。かぶれてますな。
来月の3月20日には異動がはっきりします。今春の可能性はあんまり高くないですが、もしかしたら、札幌支店か鹿児島支店とかの可能性あります。
投稿: shu(旦那)→にこともさん | 2010年2月 9日 (火) 23時43分